どーせやるならその道の一流を目指そうぜ

アクアリウムでの癒しと建築構造の愚痴を呟いてます

一級建築士試験 製図の記述の勉強方法

こんにちは。

 

今回は一級建築士試験の製図試験の勉強で、記述について書きます。

 

 

資格学校では記述はとても大事と言っていました。

 

自分もそう思います。

 

記述は図面では表現できない設計コンセプトをアピールする唯一の手段です。

実際、自分は試験本番でぱっと見あまり良くないプランの部分を、記述でしっかりと説明することができ、大いに助かったと思っております。

 

その様に大事な記述について、自分が実践した勉強方法です。

 

とにかく自分は最初は記述が全くできませんでした。

 

資格学校の講義中の課題でも、テキストの参考例を探して写すのがやっとでした。

 

ですので、記述の勉強を基本からしっかりと行いました。

 

自分の中には、記述に関するボキャブラリーがほとんどありませんでした。
解答例を見ても仕事で専門だった構造は意味がそこそこ分かりましたが、意匠・設備は全然意味が分かりませんでした。

 

なので、8月は解答例の記述をとにかく写しまくりました。

解答例を実際に手を動かして写して、内容を丸暗記しました。


内容の丸暗記とは、まずは使われている単語やその意味を覚えました。
そして、その単語をどの様に使えはいいのかを理解するため、解答例を写して文章の作り方を覚えました。

 

そして丸暗記した後に、覚えた単語と文章を組み合わせて記述文を作る練習をしました。

 

この方法を繰り返し行いました。

 

 

また、記述の勉強する時間ですが、自分は空き時間はとにかく記述を勉強しました。

 

朝早く起きてのまとまった時間の勉強はエスキスや作図をメインにし、仕事の昼休み時間や夜のちょっとした空き時間は記述の勉強をしました。

また、資格学校の自習教室に通う時は、製図板やエスキスの問題用紙を持ち歩くのが面倒だった事もあり、記述の勉強をしていました。

 

記述は作図と違い、まとまった時間が無くても勉強ができ、さらに紙と鉛筆さえあれば何処でも勉強できるので、空き時間で勉強するにはもってこいです。

 

その様な感じで勉強を進めたところ、9月の中頃から、ようやくしっかりと記述文が書けるようになってきました。

資格学校の講義中の課題や模擬試験でも、1時間以内に記述がスラスラと解けるようになりました。

 

その後も記述の勉強は手を休めずに行い、課題の解答例を貰う度に、写して暗記して文章を作ってみる、を繰り返し自分の中のボキャブラリーを増やしました。

 

最終的には、日建学院さんから配られた記述練習ノートを、一冊と半分程書き込み練習しました。

 

最初は文章の作り方や単語やその意味をひたすら覚えましたので、覚えるまでは成果が見えず、記述が書けずに苦労しましたし、資格学校の評価もダメダメでしたが、しっかり覚えてからはスラスラ書ける様になり、記述の点数も一気に上がりました。

 

それでは、また!!