どーせやるならその道の一流を目指そうぜ

アクアリウムでの癒しと建築構造の愚痴を呟いてます

一級建築士試験 準合格ラインで製図について

こんにちは。

 

前回の続きです。

 

自分は一級建築士試験の学科試験で準合格ラインだったのですが、製図試験の勉強をどうするか!?悩んだ事を書いてみます。

 

資格学校の製図の講義を受けるかどうか悩みました。

 

学科試験は独学でなんとかなりましたが、製図試験は難しいと聞いておりますし、独学で合格したという話も聞いたことがありませんでした。

 

とりあえず、模擬試験や採点速報でお世話になりました、日建学院の製図試験の説明会に行くことにしました。

 

説明会に行ってみると、6〜7人ほどしか来ていませんでした。

模擬試験では50人くらいは居ましたが、こんなに少ないとは思いませんでしたので、驚きました。(けど学科試験は15%くらいの合格率なのでこんなものですね)

 

説明会は大体2時間弱くらいでした。

自分が説明会を聞いて感じたことは、独学では合格出来そうにない、ということでした。

危機感を煽らせるような内容だったかもしれませんが、構造設計しかしたことがない自分には、防火区画や設備関係、記述などは全くわからないので、独学では難しいと思いました。

 

そして説明会の後に製図講義の勧誘がありました。

 

講義のお金は約40万円・・・高い!!

 

自分は準合格ラインということもあり、即決できる金額ではなかったため、とりあえず話だけ聞いて返事を持ち帰りました。

 

そして帰宅して嫁さんと会議しました。

正直40万円は、結婚して家庭を持っていると簡単には出せない金額です。

(単に自分の稼ぎが少ないだけかもしれませんが)

学科試験に落ちていた場合は、全額返金で戻ってくるので、学科が落ちていた時の心配はしなくても大丈夫でした。

 

ただ、あとは自分の気持ちです。

 

準合格ラインですから・・・

落ちている可能性が高いのに、時間と大金を出してまで勉強する気力があるのかないのか・・・

そして、資格学校に行ったとしても、こんな気持ちで取り組んでいては、もし学科試験に合格していたとしても、製図試験にはきっと合格できないだろうとも思いました・・・

 

このように色々考えましたが、会社の同僚に相談していると、結局いつか一級建築士を取るために、今やれることは一つだけだと気がつきました。

 

そして、たとえ学科試験に落ちていても、製図の勉強をしたことを次の年の試験の肥やしにするには、本気で勉強しないと意味が無いので、「やるしかない!!」と、しっかり気持ちを整えることができました。

 

嫁さんも「頑張れ!!」と快く資格学校に通うことを了承してくれました。

 

色々悩みましたが、最終的には日建学院さんに通い、製図の勉強を開始しました。

といいますか、自分にはこの選択肢しかありませんでした。

 

結果として学科試験は合格していましたので、腐らずに真面目に勉強に取り組めていたことが後々の合格に繋がったと思います。

 

学科試験に落ちているかもしれませんが、どのみち製図の勉強はいつかしなくてはならないので、自分と同じように合格ラインギリギリで勉強しようか悩んでいる方は、もし学科試験が落ちていても、その分他の人よりも先に製図の勉強が経験出来ると思い、製図の勉強をやってみたらいいと思います。

 

 

それでは、また!!