どーせやるならその道の一流を目指そうぜ

アクアリウムでの癒しと建築構造の愚痴を呟いてます

一級建築士試験 製図講義についていけなかった

こんにちは。

 

 

今回は一級建築士試験の製図講義で、最初は全然ついていけなかった話です。

 

自分は2017年度の製図試験に向けて日建学院さをに通いました。

期待と不安の中、初めての講義に行きました。。

 

最初にオリエンテーションみたいなDVDが有り、その後に演習課題の問題用紙が配られ、エスキスからスタートしました。

 

・・・まったく何もできませんでした。

 

まぁ、当然と言えば当然ですね。

 

自分はエスキスも何をしてよいのかわからない為、とりあえずテキストを見ながら、各部屋を当てはめていきました。

それでも上手く収まらず、未完成のまま時間切れとなりました。

 

そしてエスキスができなかった人は、解答例を貰い、記述は無しで解答例の作図を開始しました。

 

作図も自分は3時間半をかけて、平面2面しか書けませんでした。

 

そして、できなかった人は宿題となりました。

 

 

 

そして2回めの講義へ!!

 

1日かけて1課題をやりましたが、エスキスは前回同様に上手く納まらず、記述は全然書けなくてテキストを見て丸写し、作図はもちろん時間内に終わりませんでした。

 

2回目から終わらない人は居残りで課題を仕上げていかなければならず、自分を含め3〜4人くらいだけ居残りとなりまさした。

さらに、居残りの人も徐々に帰っていき、最後の一人になってしましました。

 

最終的に終わったのは8時をまわりました。

 

 

・・・こんなので合格できるのか???

 

全くついて行くことができず、講義も課題ができてもできなくても淡々と進んでいき、2回の講義を終えて、正直不安しかありませんでした。

 

特に自分は基本が分からないので、調べたり考えてることが多くなり、時間がかかるのだと思い、早い内に基礎をマスターしないとまずいと思いました。

 

なので、8月は宿題や講義の復習、作図の練習、記述の練習等、基本的な部分をしっかり勉強するようにしました。

 

 

最初はなかなか講義についていけず、成績も上がらず苦しい時期が続きましたが、9月くらいになるとだんだんと講義の内容にもついていけるようになりました。

腐らずに8月に基本をしっかり勉強したおかげだと思います。

 

最初は付いていけない人も、しっかり勉強を続けていればできるようになると思いますので、自分を信じて頑張りましょう。

 

それでは、また!!

 

一級建築士試験 使用した製図道具

こんにちは。

 

今回は一級建築士試験の製図試験で自分が使用した道具について書きます。

 

道具もなるべくお金や手間を掛けたくなかったので、極力家にあるものや昔使っていたもので済ませ、必要最低限の物だけを購入しました。

 

・平行定規

二級建築士試験で使った物(建築を離れた友達から貰ったもの)を引っ張り出してきて使いました。

 

・シャーペン

文房具屋さんでぺんてるの1000円の物を1本購入し、それをメインで使用しました。

あとは家にあった100円程のシャーペン2本を予備として持っていましたが、殆ど使用しませんでした。

また芯の太さも0.5のみで製図しました。

芯は講師の先生から、図面は線が濃い方が力強く迷いのない線になるから良いと言われHBからBに変更しました。

 

・消しゴム

普通に売っているMONOの消しゴムを2個買い、そのまま試験本番まで使用しました。

 

・赤ペン、蛍光ペン

問題用紙にマーカーする為にピンクと緑を2本買いましたが、ほぼピンクしか使用しませんでした。

色の種類が多いと面倒臭くなり時間も食ったりするので、結局色分けはしなくなりました。

赤ペンはエスキスの時に柱位置を書く時に使用しました。赤ボールペンだと目立ちますし、何回消しゴムて消しても消えないのでエスキス時に使い易かったです。

 

・三角定規

長い線を書く為に学生時代に使っていた30cm程ものを1つ、他の細かい線などを書く為に日建学院さんのテンプレート付きの小型の物を使用しました。なので、テンプートだけのものは使用しませんでした。

 

・字消板

部分的に消したい箇所があるときに、字消板を当てて消しゴムを掛けるとその部分のみ消せるので便利です。昔の物を引っ張り出してきて使用しました。

 

・マグネット板

作図用紙を平行定規に固定する為にマスキングテープ等は使用せず、付属のマグネットのプレートを使用しました。これも昔の物を引っ張り出してきて使用しました。

 

・電卓

家にあるものを使用。あとは100円均一で試験本番の予備として1つ購入しました。

 

 

結局購入したのは日建学院さんのテンプート付きの三角定規とシャーペン1本、後は消耗品くらいでした。

 

他の生徒さんは、三角スケールやハケや勾配定規や芯の太さの違う数本のシャーペン、そしてその道具を使い易いように収納ケース等、色々工夫されていました。

 

が、自分は上記の道具を無造作に机の上に置いて試験を受けました。

自分はズボラな性格で整理整頓できないので、道具を必要最低限として、机が散らからないようにしました。

 

そんな少ない道具で挑みましたが、それでも合格できましたので、早く自分に合った道具やスタイルを確立するのが大事だと思います。

 

それでは、また!!

一級建築士試験 製図の授業が始まる前は

こんにちは。

 

今回は一級建築士試験の製図の勉強で、講義が始まる前にしたことを書きます。

 

自分は日建学院さんに通うことに決めましたが、最初の講義が始まるまで少し時間ありました。

 

とりあえず、製図板を実家から引っ張り出してきて、道具を揃えたりと準備をしました。

 

この期間、何を勉強していいのかわからなかったので、とりあえず製図試験の説明会て貰いました参考課題の作図をしてみました。

 

学科試験が終わり、少しの期間ゆっくりしてリフレッシュしましたので、1週間後の日曜日から勉強をスタートしました。

 

・・・丸一日かけてようやく1枚書き終えました。

 

すごく遅いですね。

 

自分は手が遅い方だとは自覚していましたが、これはちょっと酷すぎると思いました。

 

作図時間を縮めないことには、試験では全くお話にならないので、学校が始まるまではとにかく何回もトレースをして作図に慣れるということをしました。

 

最初の内はなかなか成果が見えませんが、9月くらいからは作図スピードも上がって、最終的には過年度生徒と引けを取らなくなりますので、まずは時間内に作図できるように頑張りましょう。

 

それでは、また!!

 

一級建築士試験 製図課題の参考事例見学会について

こんにちは。

 

今回から2017年度の一級建築士試験の製図試験の勉強内容などをメインに書こうと思います。

 

まずは、製図の勉強する前に行ってきました、参考実例見学会について書きます。

 

2017年度の製図試験を受けるにあたり、8月頭に建築士会主催の参考事例見学会がありました。

 

2017年度は小規模なリゾートホテルでしたので、県内の有名なリゾートホテルの見学会でした。

 

客室やロビー、車寄せ部分はもちろんのこと、普段は見るとこの出来ない裏方の管理部門や設備室、搬入口の様子なども見ることができるということで、自分は構造の仕事しかしたことがなく、最初の課題をしていても全然イメージができなかったので、何か参考になればと思い参加してきました。

 

実際に行ってきた感想ですが、施設の人の案内で順番に見学しながら、気になった箇所を一緒に廻っている建築士会の方にその都度個人的に質問するといった感じで、細かく解説してくれる訳ではありませんでした。

 

しかし、実物の設備機器の大きさや配置、採用している方式、各所室の広さや動線、実際に目にして初めて分かる事も沢山ありました。

 

見学した後に、別室にて見学した建物について現役の一級建築士さんに質問する時間もあり、基本的な内容やマニアックなことまで、色々聞くことが出来ました。

 

中には設備専門の建築士さんもおられ、設備については皆さん苦手なのか、色々な質問が飛び交っていました。

自分は時間終了後もその人を捕まえ、個人的に色々と質問しました。

おかげで少し設備関係のイメージができるようになりました。

 

 

やはり、実際の建物を見ることで、課題を進める時や試験本番で、その内容が想像しやすくなりましたので、自分の様にあまり実際の建物を見る機会が少ない方は、時間を作り見学会に参加した方がいいと思います。

 

ちなみに、それ以外の実例の見学はしませんでした。

今思えばもう1〜2件見て、自分の引き出しを広げておけばよかったと思ってます。

 

それでは、また!!

一級建築士試験 製図は日建学院でした

こんにちは。

 

今回は自分が一級建築士試験の製図の時にどの資格学校に通ったかについて書きます。

 

自分は学科試験は独学だったため、製図試験から資格学校に通いました。

 

自分が通ったのは日建学院さんです。

 

日建学院さんにした理由ですが、特に有りません。

 

総合資格さんと比較もあまりせず、両方の話を聞くのも面倒くさかったので、学科の模擬試験を受けに行った日建学院さんにしてしまいました。

 

しいて理由を挙げるとすれば、自分の住んでいる所では総合資格さんよりも生徒数が少なかったからです。

生徒数が少ないと生徒一人一人のケアや講師の先生に色々質問しやすいと思ったからです。

 

 

実際に行ってみた感想ですが、講義は演習課題をして、解説のDVDを見るといった感じの繰り返しです。

課題が上手く出来ても出来なくても淡々と進んでいきます。

課題の添削も一言二言改善点が書かれているだけで、その内容をこちから聞かなければ、書いてあること以上は教えてくれませんでした。

宿題もそこそこ有りましたが、時間を取られる程では有りませんでしたし、内容も普通に勉強しなければならない項目だったので、特に苦ではありませんでした。

 

メリット

・様々な課題を多くこなすことができるので、本番での引き出しを多く持てる。

・講師の先生に質問出来るので、分からない箇所が解決する。

・ライバルが目の前にいるのでモチベーションが保ちやすい。

 

デメリット

・授業料が高く、仮に数年払うとなるとかなり厳しい。もちろん一年でも厳しい。

・講義は淡々と進み、受け身だと何も得られない可能性がある。

・通常の講義中では講師の先生に質問する暇がない。

・特に休日の時間が拘束される。

 

自分は、講義中は課題に追われているだけだったので、講師の先生が平日の自習教室に来られる日に学校へ行き、色々質問して勉強していました。

正直、課題よりもその自習教室の時間の方が有意義だったと思っております。

 

どちらの資格学校に行くにしても、本人のやる気や、講義以外の勉強の仕方次第だと感じました。

ただ学校に行くだけで受かるわけないですからね。

 

それでは、また!!

一級建築士試験 準合格ラインで製図について

こんにちは。

 

前回の続きです。

 

自分は一級建築士試験の学科試験で準合格ラインだったのですが、製図試験の勉強をどうするか!?悩んだ事を書いてみます。

 

資格学校の製図の講義を受けるかどうか悩みました。

 

学科試験は独学でなんとかなりましたが、製図試験は難しいと聞いておりますし、独学で合格したという話も聞いたことがありませんでした。

 

とりあえず、模擬試験や採点速報でお世話になりました、日建学院の製図試験の説明会に行くことにしました。

 

説明会に行ってみると、6〜7人ほどしか来ていませんでした。

模擬試験では50人くらいは居ましたが、こんなに少ないとは思いませんでしたので、驚きました。(けど学科試験は15%くらいの合格率なのでこんなものですね)

 

説明会は大体2時間弱くらいでした。

自分が説明会を聞いて感じたことは、独学では合格出来そうにない、ということでした。

危機感を煽らせるような内容だったかもしれませんが、構造設計しかしたことがない自分には、防火区画や設備関係、記述などは全くわからないので、独学では難しいと思いました。

 

そして説明会の後に製図講義の勧誘がありました。

 

講義のお金は約40万円・・・高い!!

 

自分は準合格ラインということもあり、即決できる金額ではなかったため、とりあえず話だけ聞いて返事を持ち帰りました。

 

そして帰宅して嫁さんと会議しました。

正直40万円は、結婚して家庭を持っていると簡単には出せない金額です。

(単に自分の稼ぎが少ないだけかもしれませんが)

学科試験に落ちていた場合は、全額返金で戻ってくるので、学科が落ちていた時の心配はしなくても大丈夫でした。

 

ただ、あとは自分の気持ちです。

 

準合格ラインですから・・・

落ちている可能性が高いのに、時間と大金を出してまで勉強する気力があるのかないのか・・・

そして、資格学校に行ったとしても、こんな気持ちで取り組んでいては、もし学科試験に合格していたとしても、製図試験にはきっと合格できないだろうとも思いました・・・

 

このように色々考えましたが、会社の同僚に相談していると、結局いつか一級建築士を取るために、今やれることは一つだけだと気がつきました。

 

そして、たとえ学科試験に落ちていても、製図の勉強をしたことを次の年の試験の肥やしにするには、本気で勉強しないと意味が無いので、「やるしかない!!」と、しっかり気持ちを整えることができました。

 

嫁さんも「頑張れ!!」と快く資格学校に通うことを了承してくれました。

 

色々悩みましたが、最終的には日建学院さんに通い、製図の勉強を開始しました。

といいますか、自分にはこの選択肢しかありませんでした。

 

結果として学科試験は合格していましたので、腐らずに真面目に勉強に取り組めていたことが後々の合格に繋がったと思います。

 

学科試験に落ちているかもしれませんが、どのみち製図の勉強はいつかしなくてはならないので、自分と同じように合格ラインギリギリで勉強しようか悩んでいる方は、もし学科試験が落ちていても、その分他の人よりも先に製図の勉強が経験出来ると思い、製図の勉強をやってみたらいいと思います。

 

 

それでは、また!!

一級建築士試験 合格ラインと準合格ライン

こんにちは。

 

一級建築士試験の学科試験の速報の結果とボーダーラインについて書きます。

 

前にも少し書きましたが、自分はボーダーラインギリギリの位置だったので、非常に気になった事でしたので、改めて書きました。

 

 

自分の2017年度の学科試験の合計点数は88点でした。

 

独学だったので、採点は日建学院さんの解答速報を利用しました。

日建学院さんの評価は90点が合格ライン、88点が準合格ラインで、88点の自分は念のため製図試験の準備をした方がいいとのことでした。

90点が合格ラインだと、2016年度の16%よりも合格率が低くなりそうなので、89点は可能性は高いが、88点はもしかしたら・・・くらいな感じのことを言われました。

 

他にもネットで総合資格さんの総評でも、88点以上は念のため製図試験の準備をした方が良いと書いてありました。

TACさんのブログでは90点以上と書いてありました。

 

この点数と各資格学校の総評を照らし合わせると、正直合格は無理だと思い、製図の勉強をするかどうか迷いました。

むしろ、こんな状況なので勉強したくないと思いました。

 

ですが、

自分の置かれている状況はどんなものなのか??

その後も気になって、色々ネットで調べたりしました。

調べても結果が変わるわけではありませんが、それでも調べずにはいられませんでした。

 

ちなみに2016年度は、ネットの総合資格さんの総評は88点以上が製図試験の準備をした方が良いとのことでしたが、結果は90点以上が合格で合格率も近年18%前後だったのが、2016年度は16%くらいで低かったのです。

 

前年は予想よりも合格ラインが高かったのだから、2017年度の予想は厳しめ見ているのかも・・・

けど、2016年度と同じような合格率かも・・・

準合格ラインは合格者の拾い漏れが無いように点数を低く設定しているはずだし・・・

など、余計なことを色々と考えてしまいました。

結局、学科試験の合格発表までこの気持ちは晴れず、その間ずっと頭の片隅で考えてしまっていました。

 

 

そして、合格発表の日。

 

学科試験の結果は、87点以上が合格で、準合格ラインの88点よりもまだ下がりました。

それでも近年と同じような合格率で18.4%でした。

 

案外、資格学校の予想も外れやすいのかもしれません。

今回は自分にとっていい意味で外れて良かったですけど、資格学校が拾い漏れた87点の人はどうするのだろうと思いました。

資格学校の予想としては、もう少し外さないようにして欲しいですね。

 

 

とにかく試験本番では、自分の様に悩んだり考えたりし、製図の勉強に集中できない様にならないように、確実に合格ラインを超える様な点数を取るべきだと、本当に実感しました。

 

是非、95点以上を目指しましょう!!

 

そして、準合格ラインや製図試験の準備するギリギリの点数でも、合格している事もありましたので、腐らずに製図試験の勉強に取り組みましょう。

 

それでは、また!!